公式HP サーブコープブログサーブコープについて知らないと損!快適にインターネットを利用するための3つのポイント②

知らないと損!快適にインターネットを利用するための3つのポイント②

    前回の記事では、サーブコープのITエキスパートである渡邉ITSマネージャーにインターネットスピードの落とし穴について語っていただきました。

    今回は、誰もが気になるインターネットのセキュリティについて詳しく聞いてみたいと思います!

    インターネットのセキュリティ

    発生してからでは手遅れ!トラブルを未然に防ぐ方法

    ―――インターネットに接続していると、第三者による不正アクセスなど、さまざまなリスクが気になります。
    個人でできる対策としては、ウイルス対策ソフトの導入、それからOSやソフトウェアのアップデートなどがありますね。サーブコープのネットワークではさらに外部からの不正アクセス防止するACLというものがあります。

    ―――ACL?
    Access Control List (アクセスコントロールリスト) の略で、要はフィルターのようなものです。内部からリクエストされたトラフィックのみ、利用者のネットワークへの侵入を許可します。 外部から押し付けられるトラフィック、例として悪意あるハッカーの侵入などはACLがブロックし、ネットワーク内部に入れません。

    ACL(アクセスコントロールリスト)
    ―――なるほど。ところで、最近ではインターネット回線を共有するカフェやオフィスなどが増えていますが、そのあたりのセキュリティはどうなんでしょう?
    例外もありますが、一般的に公衆Wi-Fiのセキュリティは非常に低く、便利さの裏に見えない危険が潜んでいます」

    <一般的なWi-Fiの仕組み>
    一般的なWi-Fi

    ―――えーっ!それは、どうにもならないんですか?
    サーブコープWi-Fiでは、お客様ごとに専用SSIDを用意し、パスワードもすべて専用です。ネットワークのサブネット(アドレス帯)も専用で、VLANを使って厳密に切り分けられます。

    <サーブコープWi-Fiの仕組み>
    サーブコープWi-Fi

    ―――具体的に想像しにくいのですが、実際どのような設定になるんですか?
    オフィス内でプリンターやファイルを共有してもアクセスできるのは自社ユーザーのみで、ネットワークが切り分けられている周囲のテナントや外部から盗み見される事がありません。将来もう一部屋オフィスを借りたら、そちらからは安全にアクセスできるよう設定もできます。

    万が一、悪意ある第三者がすぐ隣のオフィスから不正侵入を試みてもアクセスはできません。悪意がなくとも他社PCがウイルスに感染すれば拡散を始めてしまいます。しかしネットワークを切り分けてあれば心配は不要です。

    もちろん、ACLも設定しているので、外部からの不正アクセスも防止します。セキュリティの問題は、発生してからの対応では手遅れです。未然に防ぐ事に価値があります。
    注:メールやウェブサイトを経由するウイルス・マルウェアにはお客様ご自身での対策が必要になります。

    ―――なるほど、確かにそうですね!よく解りました。ありがとうございました。

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    サーブコープは、ACL・VLANなどの高度なセキュリティを備えています。また、お客様によるVPN・ファイアウォールなどといった追加セキュリティの構築にも柔軟に対応します。

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    次回は、インターネットサービスの安定性について解説します。どうぞお楽しみに!

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